2017年12月13日

スチールのクリアリングソーってどうなんよ。

山林で使用する機械を専門に作ってる、スチールというメーカーがありますが、
巨大企業なので、その製品開発力は日本のメーカーとはケタが違います。

日本の草刈機は、サオやカバーだけはオリジナル品ですが、先端のギアと汎用エンジンを購入して組み立てただけみたいな機械ばっかりで、それはそれで面白いのですが、

スチールから販売されている商品は独自のモンがありまして、エンジン草刈機ひとつとっても、4つのカテゴリに別れています。
「軽量刈払機」「ハイパワー刈払機」「クリアリングソー」「背負式刈払機」


そのなかで、やはり気になるのは、「ハイパワー刈払機」と「クリアリングソー」ですが、
ハイパワー刈払機は、30~40ccのエンジンを備えてるやつで、ちょっと大きめの刈払機という感じで、そんなに珍しくはないですが、
クリアリングソーというのはその中でも特に差別化されているようです。

新型の機械は、営業上、欠点などを含めた詳しい情報を広めることはないので、本当のところはどうなのか解りませんが、かなり気になります。

FS311というクリアリングソーは、シュレッダーナイフという、先端が下方に湾曲した厚手で細身の二枚刃を備え、背の高い草や灌木などを粉砕するのが主目的とされている機械で、シュレッダーナイフが使えるのはこの機種だけと豪語して大きく宣伝しており、36ccのくせに約9万円もします。

これって、NB411とキャラがかぶってますよねー。NB411は山林で地拵えするのが主用途で、当時8万円もしました。

ウチの機械は49ccにボアアップしており、エンジンパワーと持ち前の頑丈さにおいて上回ってるはずで、音と振動は勝負になりませんけども、重量は同じぐらいです。
けして役不足ということはないと思います。

もし壊れても部品がオモチャのような値段で入手でき、怖いものはなにもないわけで、
同じ土俵で使えないか試してみたい。

それには、シュレッダーナイフなる専用刃を入手する必要がありますが、
本家スチールの刃はとても高価で、ちょっとお試しする気にはなりませんよ。

そんな時は中国通販のアリエクスプレスで。
そっくりさんを見つけました。

本物をお持ちの方は、これが、シュレッダーナイフと同等だと思われては困るでしょうけども、雰囲気としてはわかると思います。
もしかすると下請製造会社の横流し品かもしれません。それなら限りなく本物に近いと思います。

というか、一度体験しないと何も語れませんので、ぜひ試したい。・・・ポチ。


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2 件のコメント:

  1. 私のこれまでの経験をコメントします。クリアリングソーは高過ぎ、維持費も相当。でもクリアリングソーは使いたい。20.0mm取付限定シュレッダーナイフもチェックしたい。そこで、アイガモン用替刃L刃がそっくりで25.4mm取付okにて、23ccマシンにて安いし試験採用してみる。これが想像以上に粉砕シュレッダー的使用でgood。こればかり使用してみたが、残念ながら、小径である事、厚みが薄く強度不足にて、割れる事もあり、本物本家スチールの刃を買い、予備ホルダー25.4mmを旋盤加工やら、25.4mm→20.0mm特注アタッチメントつくるやら、という事で最近はこればかり使用。イギリスあたりでは、2t3tいろいろとオレゴンが出してますが、なぜか日本では無い。
    止む無く4T厚み25.4mm穴用を現在輸入手配中です。以上私の現状でした。参考になれば幸いです。

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  2. 本物を使われている、貴重なご意見ありがとうございます。
    いくら一生懸命に草刈りしても1円にもならないという現状、お金をかけたくありませんので、怪しい中国製品が私の頼りとなっています(笑)。
    粉砕系の草刈刃は、ヤブ刈のときとても楽で速いのに、国内で使用している人が少ないのは情報が少ないからだと思いますので、これから地味に発信してみます。よろしくお願いします。

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