強力草刈エンジンには、負圧式のキャブレターを採用しましたので、
重力式のキャブに対応した燃料タンクでは、穴が一つ足りません。
負圧式のキャブは、今ではほとんどの草刈機に搭載されていて、すでに一般的になってますが、
私はあまり好きではありません。
しかし今回、
ノーマルの重力式キャブレターでは、せっかくの高性能エンジンの吸気がフンヅマリになって、十分な吸気量が確保できないと思ったことと、
ベースマシンが最初から負圧式になってたので、燃料タンクが負圧式に対応したのしか持ってなかったのです。
それで不本意ではありましたが、負圧式のキャブを採用したわけです。
しかし、その後、ベースマシンの燃料タンクが新エンジンのシリンダーヘッドの冷却フィンに干渉して使えないことがわかったので、
小型のタンクを仕入れたのですが、この小型タンクは重力式にしか対応してなかったのです。
結局、燃料タンクを加工することに。
ジュンテンドーで燃料タンクのグロメットBIGM用の、158円を購入してきました。
燃料送り用の黒いゴムパイプの先端には漉し器を付けますが、こんな部品でも、結構いい値段がします。540円でした。
戻りパイプは、半透明なシリコンパイプ内径3外径5を使用。ピンクの耐油ホースを探したのですが、見つけることが出来ませんでした。
純正の取り出し口を切り取りましょう。ニッパでバッサリと。
切り取った痕に、ドリルで適当な穴を空けて、
結構硬いです。
わー、
厚さが1㎝くらいありました。
これは誤算でした。
グロメットを挿入します。
無理やりです。
たぶん漏れます。
コレでエンジン周りは一応完成とします。
いい加減な取付けで気になりますが、試運転するのが先です。
草刈機7号です。
これ付いていたTLE48を撤去して、
完成した強力エンジンに付替えましょう。
エンジンの重量は半分くらいしかありませんよ。
スロットルワイヤーは無加工で装着できました。スタンドも忘れずに。
あと、冷却ダクトの問題も先送りになってますねー。
キャブを全開にして、吸込口とプラグ穴からCRC556モドキをたっぷり吹き込んでおきます。
プラグは付けずにリコイルを数回引いて、油分を全体に行き渡らせて、
購入したばかりのテスターにつないで、リコイルを引いて、火花が出ることを確認
プラグをつけて混合ガソリンを送って、チョークを閉めて、
リコイル一発!
と、いいたいところですが、
ガスが漏れますよ。
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