ウィキペディアより |
いまだ、毎年1億人ずつ増加しているといいます。
食料の増産により、この人口の維持が可能になったわけですが、
食料の増産には限界があり、いつか破綻して世界的に飢餓が起こると言われていますが、本当にそうなのでしょうか。
50年位昔に、「緑の革命」という農業技術革新があって、その内容は、農薬と化学肥料の積極使用と、大規模灌漑なのですが、
それにより、単位面積あたりの収穫量が3倍に増加し、
世界中で飢餓が消え去り、その結果人口増加が加速しました。
TV等で子供が飢えて死んだりしてるから援助してやってくださいと宣伝しているので、開発途上国では食料が不足していると思われてますが、それは間違いで、
飢餓状態にあるのは戦争状態にある国や地域に限定のことであり、
生産や運送活動が激しく制限されているから食糧不足が起こっているだけで、
通常の平和状態にある地域では、食糧不足などありません。
地球上には、耕作可能な、まだ手がつけられていない土地が沢山あり、
ブラジルでは、日本の援助によりセラードと呼ばれる不毛の荒地が開墾され、毎年数億トンの穀物増産がなされました。1年間に穀物1トンで大体4人の人間が生存出来るとして、ここだけで20億人分の食料が生産できます。
アフリカでも、広大なサバンナを大規模に開墾する動きが出ています。
突然小さい話になりますが、日本の農業が危機を迎えていると言われていますが、
生産品の単価がとても低いので、普通の農家の経営が成り立たないということです。
なぜ、こんなに食料の価格が低いのでしょうか。
・・・それは、上のような大量に生産するところが世界中にいくつもあって、
そこから大量に食料が出てくるので、余ってるわけです。
開発した商社は、穀物をたくさん持っていても意味が無いし、半年すれば次の収穫期になるので、安くても急いで売り抜けてなんとか経営を継続しようとしますので、いくらでも穀物の値段が下がります。
将来的には
環境変化に伴う気温上昇により、カナダやシベリアの大森林で氷が溶けて耕作可能になる。砂漠の緑化も積極的に行う様になると思います。
まだまだ、食料増産の余地はあります。
人間には、衣食住が十分ある場合、生殖活動が鈍化する性質があるみたいで、東南アジアやインドでも、生活水準の向上とともに人口増加率は減少しています。
近い将来、人口は増加しなくなるように思います。
そうすると、ますます食料が余りますよ。
日本の農地はどんどん耕作放棄されて、荒地に戻るでしょう。
現在はお年寄の農民が頑張って農地を維持していますが、
もう、10年もしたら、中山間地域の農地はほとんど荒れ果てると私は予言します。
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