2018年5月26日

草刈機先端のギアケースを分解点検する。

bigmの20ccの草刈り機ですが、
先端のギアケースから変な音がしてきて、

これを分解したかったのですが、押しても引いても軸とベアリングが外れませんでした。

しかし、去年からワタシ、エンジンの改造や修理をしてる間に、いい技を覚えたので試しましょう。


技と言っても、ベアリングを固定しているクリップを外してから
瓦の上でガストーチでケースを加熱して膨張させるだけです。

軍手を二枚穿いて熱くなったケースをつかみ、
板の上に軽く打ち付けたら
あっさり抜けました。




エンジン側のギアにはベアリングが一つしか付いていません。

ココらへんが安物の証です。

幸い、ギアの当たり面には全く異常は見られませんでした。

ベアリングにはガタは全くないですが、
最初、手で回したらカリカリ引っかかりが認められました。
パーツクリーナーで一生懸命に洗浄してみたら、スムーズな回転が戻りました。

なにか、異物が挟まっていた感じですね。

組み立ては、軸とベアリングは冷凍庫で凍らせて
ケースをガスで加熱してから組み立てるとすんなりハマります。

クリップを戻して、新しいグリスを入れてやればオーバーホールの完成です。

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