2017年3月1日

畝立て、天地返し

腰痛が激しくてほったらかしにしてましたが、
2号農地です。

無理してまでやるようなことじゃないのですが、
どうしてもやりたくなって、日曜日に少し手を入れました。


水路を掘ったぐらいで乾くような土質じゃーありませんでした。
一回水分を吸収すると、とことん保湿する土です。


土中に空気の通り道が全くない、ペターとした粘土。
このままでは何を植えてもロクに育たないでしょう。


牛糞等の有機物を大量に投入しても、おそらく改良効果はないと思います。土中の通気がないため
何年たってもそのまま分解ぜずに残ってると思います。

どうせ購入した資材は使いたくないので入れませんケド。


近所の人に聞きました。
ここはもともと谷地田(いつも水分が抜けず柔らかくて機械がハマる田んぼ)で、耕作しにくいので、20年位昔に、近所の団地の造成をした時、前の地主が残土を入れて嵩上げしたとのこと。


その残土が、バカまさ(粒子が細かくてふかふかして、締まりにくい土)だったのを、入れただけで転圧しなかった。
で結局水分を含みたいだけ含んでしまい、いまのような手のつけられない重粘土になってしまった。それで耕作放棄されたと・・・。


今できることは、ひたすら溝を掘って湧水を集め、排水を促すのみです。


東側と南側には
排水路を掘りました
山側から常時地下水が供給されているようなので、それを断つ必要がありますねー。

北側の流末です
西側下の段は他人の田んぼ
北側から排水が直接落ちています

流末下流側はお隣の田んぼがありますが、ウチの畑の排水が落ちるため
今の時期でも全然乾いていません。
ここに常時排水するのは気がひけるので、なにか対策がいりますねー

排水流末は後で考えるとして、自分の畑ですが、

自然の通気は期待できそうにないため、
ウネの土を天地返ししてやります。

通路の土を
水がわかない程度に削って、高畝にしました。

通路が異常に広いですが、バックホーの幅に合わせてあります。

耕作有効面積が少ないですが、必要以上に耕地面積が広いので管理の関係上分散して耕作するほうがいいのです。

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