2017年3月22日

農具の柄を取り替える(1) 手斧

古民家の倉庫にたくさんの鉄製農具の先端が放置されていましたので
使えそうなのを回収してきました。


 手斧の先っちょです。

すごくサビています。

何十年もほったらかしにされていたであろうコレに、
柄をつけてあげましょう。





同じくほったらかしにされていた

曲がったクワの柄を利用します。







 写真ではあっさり完成していますが、

実際の作業には1時間以上かかりました。

手斧の穴の中に詰まった
古い柄の残骸をほじくり出すのが
一番手間でした。

最初、ノミやキリを使って挑戦しましたが
あまりにもはかどらないので
電動ドリルを使って、なんとかほじくり出すことができました。

クワの柄を切断して先端をなたで削って
穴に叩き込んで くさびを入れます。

くさびも古民家にいっぱいありました。


 サンダーでざっと錆取り、

刃を焼いてしまわないようにホントにざっと。







 荒砥で30分くらいかけて刃をつけました。







刃に光が戻りました。

試し割りもしてみましたが
バッチリです。

ほっておけばタダの鉄くずですが、
こうして手をかけてやれば
まだまだ立派に働けます。

最大の問題は

これでまきを割っても、
そのまきの使いみちがあまりないことです。



田舎の日常と現実HOMEへいく

0 件のコメント:

コメントを投稿