中華ポケバイエンジンは、一回始動に成功したからと言って、安心できるようなタマではありません。
次も同じように始動すると期待していたらおおたまげです。
とにかく、すべての部品と組み合わせ箇所について、いつも疑いの目で見て点検・確認しながら運転することが欠かせないのですが、
特に、シリンダーとピストンのコスレ合う部分は、一度焼き付いたら再起不能になる場所なので、運転するたびに取り外して、状態を目視で点検する必要があります。
1970~80年台の改造車の様です。
この、シリンダー基部にハサむ、いわゆるベースパッキンですが、うまく片方にくっついていてはがれれば再利用出来ますが、2回に1回くらいは、両方に貼り付いて破れてしまうのです。
その度に新しいパッキンを用意しなくてはならないのですが、
どうせ必要なので量産しておきましょう。
材料は、何かの箱のボール紙です。厚さで圧縮比やポートタイミングの調整が出来ますので、各種取り揃えて。
新しいパッキンをのせて、鉛筆でなぞってカタチを写します。
最初に、サークルカッターでシリンダーが通る穴を切断します。
センターを出すのが難しいですが、2枚めからは切り抜いた円盤をあてがってやればかなり正確に出来ます。
穴を明けてから鉛筆でなぞるほうがうまくいくかも。
次に、100均の穴あけポンチでボルト穴とRのところを打ち抜きます。
最後に外周とポートの逃げをはさみとカッターナイフで切り取ります。
使用するときは、インクの付いた側をシリンダー側にしますと、インクが接着剤代わりになってシリンダーに密着し、クランクケース側はすんなり剥がれて再利用できる率が高く、掃除も簡単です。
2枚入れときますと、真ん中で別れて再利用できる率がもっと高まります。どっちでもいいんですが、両側に貼り付いて破れたとき掃除するのは案外面倒臭いので、できるだけ綺麗に剥がれて再利用できる方法を探ってます。
おおー中々綺麗に作られますね。
返信削除各ガスケットは何枚有っても良いですね!
良いエンジンに成りそうですね。
ありがとうございます。
返信削除しかし、中華エンジンは購入時点でばらして排気量の確認とか、製品精度が悪いのでしょっちゅうばらして確認が必要とか、、最初から最後まで気が抜けないですね。まあお陰で安く入手できるんですけれども。