2019年6月22日

取れないファンプーリーの外しかた。

調子を崩した中華49ccエンジンを直したいのですが、ファンプーリーが外せません。



中国製のエンジンは製造段階で
コストカットのため、徹底的に手抜きがされていて、

耐久性能を確保するとか、あとで整備するのにやりやすいようにとか、そういう配慮は一切してありません。

とにかく売ってお金だけもらい、
一回だけ始動すれば、その後のことは買った人がやればいいじゃん
という、基本的に無責任なスタイルを細部に渡り徹底的に貫いています。

買った人は、全くお客さん扱いされませんので注意が必要です。

あの国の人はかわいそうに子供の頃から、4千年に渡ってず~~っと、
だまされたり、いじめられたりして育ってるので、基本的に自分が一番大切で、他人のことなど気遣いする余裕はありません。

ですからエンジン製作企業として、買う人の方ではなく、出資者の顔色ばかり見ているのでこういうことになります。

その代わり、値段はとても安いし全部が悪い訳でなくて直せば大抵使えるし、
極たま~に良いのもあるのでいいんですが、

コレが世界の常識、日本の非常識といったところでしょうか。



さて、ファンプーリーです。
日本製のは脱着に必要なネジ穴が開いていますが、
中国製のは開いてませんので、ドリルでちょいと貫通させます。

M6の下穴は普通は5.0mmですが、
5.5mmで開けます。

そのほうが軽くネジが切れるし、失敗も少ないと思います。


ああっ、5.5mmのキリが折れてる!

誰だ!!

俺だ。


相手がアルミなので
ベビーサンダーで超適当な刃を付けて。



削孔、ネジ切り。


長いボルトをねじ込んで押し上げたらポロんと取れました。

※突っ張る場所を慎重に選ばないとクランクケースが割れます。


よく清掃して切り粉を完全に排除しました。

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