2018年10月21日

よその家の裏山を刈る

ウチの山のすそに隣家が建ってるんですが、
裏山の草を刈ってほしいと言われるのです。
ご覧のようにお隣さんは、垂直に近い崖の下に、結構無茶苦茶な建築がなされています。
こんなアホな場所に家をたてるお隣さんの神経を疑うところですが、先代が建築許可申請時に同意してるので、継承しなければなりません。
家の裏ぐらい、自分で刈れよと思うのですが、実際、ウチの家屋の裏山はよその土地ですが、自分で刈っています。しかし、住んでいる人は一人暮らしの老婆なので、ま~無理でしょう。





最初、背負の超ロング棹のでやればわけないぜ、とタカをくくっていましたが、こいつは一切役に立たないことが解りました。
先端が重すぎて、刈りたいところに刈刃を誘導することが私の腕力では無理です。







結局、一番頼りになったのはこいつでした。20ccのBIGMの13,800円の。

刈刃は、170mmくらいまでチビたチップソーの台金を笹刃仕様に研磨したやつ。小径の刃で切れ味が良ければ、刈幅は無理ですが切断能力は十分です。

垂直に近い地面にはえている細い灌木の根本にかろうじて足を引っ掛けて斜面にお尻を付けて上体を安定させ、
径2~5cmくらいに育った木や、8cmくらいの竹を含む下草をバシバシ刈倒しました。
竹は細いロープを上の枝に引っかけて、倒したい方向に引っ張ってもらいながら、エンジンを高速にしてバシンと叩きつけたら3回目くらいには倒れて行きました。

足場を移動させる都度、安全のためにエンジンを停止させて慎重に移動します。再始動は左手で本体を持って右手でリコイルすればOK。背負式の草刈り機ならこれは無理。一旦下に置かないと再始動は不可能です。

とても条件の悪い場所なら、片手で草刈り機をあやつることができます。軽量な機械でないと出来ない技ですよ。

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