2018年6月17日

改造草刈機がオーバーヒートする。


草刈5号・スバルロビンNB351改49ccと、6号NB411改44ccです。
排気量は大幅にアップしましたが、外観をノーマルに留めることをテーマに改造しました。

そんな2台の草刈り機ですが、草刈の本格シーズンに入り、とても問題を抱えていることが判明しました・・・


そもそも、排気量、すなわちパワーアップが必要だった理由。

ワタシは横着な性格でチップソーで刈った後片付けするのが嫌いなので、刈っぱなしで放置できるナイロンカッターを使用して草刈します。

ナイロンカッターは鉄製の刃と比較してパワーを必要とします。草を切る以前にカッター自身を回転させるため、すなわち空気を切るために5割増し位の馬力がいります。

なので、ロビンNB351(34cc)を購入しました。

すると、今度は今までチップソーでないと刈れなかったようなヤブを刈りたくなり、
普通の場所でも、ヒモを長く出して一度に高速で刈りたくなりました。
コードが切れやすくなるので太いナイロンコードを使うようになり、

前より増してパワーが必要となり、
エンジンをボアアップして大幅にパワーアップを実施しました。

一般的な草刈り機よりも2倍近い排気量のエンジンを持っているので、作業はとても気持ちよく効率的でありますが、その代償として発熱問題が表面化しました。

アクセル全開でMAX回転を維持し、70cmから1.5mにも伸びた密集した草を、巻き付いたカズラごと高速で粉砕。

作業開始から20分、燃料タンク半分くらい消費した頃、なんだか回転が重くなってパワーダウンし、アイドリングしなくなりました。

ナイロンを短めにしてスロットルを絞って使えば復活するのですが、それではストレスが溜まります。

ノーマル外観にこだわったのは、ノーマルのシリンダーカバーが強制冷却ファンのダクトを兼ねているためで、これを付けてさえいれば冷却問題は発生しないと踏んでいたからです。

しかし、排気量アップのツケは出てきました。

まー思い出してみれば、NB351ノーマルエンジンのときもかなり発熱していたので排気量アップは構造的に無理だったのでしょう。

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