新品のピストンを組んだばかりだったのに、
忘れて高負荷運転をして焼き付かせた草刈5号の49ccエンジンですが、
こういうときはピストン&リングを交換するのが普通です。
しかしバカなので、これを修正して再利用する道を選びました。
16の頃乗ってたバイクのエンジンも、このようにして修理したことを思い出したからです。
ピストンリングですが、
取り外すときに折れました。
リング溝の横のアルミが溶けてリングの上に被って溶着しており、
リングを折らないように注意していたのですが、リング自体にもキズがあったみたいで、あっさりと折れました。
ピストンのガジった箇所は、排気ポートの両横で、
2stエンジンが焼き付くときは定番の場所です。
・・・1990年代、2stバイクの終末期には、掃気ポートと排気ポートがカブっていてピストンを掃気で冷却できるようになっていたので、ここが焼き付くことはなくなりましたが、ロビンの、しかも中国製の部品ではそんな配慮は一切されていません。
#120のサンドペーパでキズを取り、リング溝の面をとっておきました。
ピストンのこの部分を削って100分の数ミリ小さくなったことで、シリンダーとの当たりが弱くなって焼付きに対する抵抗性が増したと思います。
と、思ったのですが、中古の程度のいいピストンを見つけたので、こっちを付けました。
組み立ててエンジンを始動し、しばらく慣らし運転してから、分解。
あたりのきついトコロに縦すじが付いたので、サンドペーパーで慣らして組み立てました。
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