2017年6月4日

古いカンナを使えるようにする。


ウチにただ一つだけある台鉋です。

40年位前 ワタクシが中学生のときに
技術家庭科の教材として買ってもらいました。









刃には文部省指導の文字が。

コレを全く使いこなすことができないままお蔵入りになっていました。

原因は、刃の研磨が難しくて
うまく木を削ることができなかったコト。

中学校では木の削り方は習いましたが、刃の付け方は教えてくれなかった気がします。



フト思い立って残材を組み合わせて
こういう補助具を作りました。

刃をはさんで一定角度で保持します。

人間は先を持って砥石の面の前後にすべらしてやるだけ。




若干刃先形状が弧をえがきますが

うぶ毛もそれるような
するどい刃先ができました。





これでも充分キレイに削れる様になりました。

紙のようなかんなくずはできませんが

かつお節のようなかんなくずがでてきて
用材の方はつるつるの面ができます。

今までは紙やすりで磨いていてのですが、

1本の用材に紙やすりが
2枚くらい必要で、

プレーナー済みの用材を購入するほうが
ヤスリの値段と磨く労力を考えると安く感じられました。

しかし、これで変わりました。
かんなにはコストが掛かりませんので

納屋にたくさん置いてあった
曲がりくねった荒材も、
これできちんと利用することができます。

0 件のコメント:

コメントを投稿