2017年8月30日

デミオのMT

仕事先から営業車として支給されました。MAZDA デミオ1.3L MT車両です。
私はATがキライなので、運転に自信が持てないからとか言ってダダをコネていたらコレを貸してくれました。

外観はとてもかっこいいと思いますが、色が黒いので夏向きじゃないですね。暑いです。

しかし、21世紀のクルマは、とても運転しやすいですねー。よくできています。

私、新し目のクルマはAT車しか乗ったことがなかったんですが、MTもすごく進化しているようです。

自分のクルマ・ボンゴフレンディはMTなのですが、
平成9年式なので、1998年製造なのですよ。20世紀最後のクルマですね^^
やっぱり古さを隠しきれないというか、もう次元が違います。それを、無理やり比較してみましょう。

ボンゴは、昔ながらの差し込み式のドアキーですが、デミオは今や常識化しているキーレスです。これは何も便利さを感じませんのでべつにどっちでもいいです。±0

解錠して運転席にすわって最初に戸惑うのは、鍵をさす穴がなくて、メーターの下についてるメインスイッチを入れることですね。
鍵の置き場所を探さなくてはいけないので戸惑います。-1

そしてクラッチを踏めばエンジンがほとんど一瞬で始動します。
キーをひねってセルモーター10秒位、長々と回転してやっとブルンブルン始動する、20世紀のクルマとは大違いです。+1

通勤もこれでやっていいことになってるのですが、車高がとても低いので、ウチの駐車場では出入りにとても気を使います。下をこすったら大変です。
ボンゴなら平気で出入りできますが・・-1

バックする時気を使うのは、ハンドルを切ったら、必要以上に後輪が内側に切れ込んでゆくことです。おそらく、車格に対してホイールベースがとても長く取ってあるので内輪差によって入り込んでゆくのだと思います。
それと、バックのときにはすべてのオーディオが切れますので、なんで勝手にとまるんだよーとイライラしながら急いでバックしようとしてしまいがちになりますが、慣れるまで注意が必要です。
バックモニターがでるためだと思いますが、バックするときにモニターを見てる余裕などないのでいらん機能です。-1

でも平らな舗装路に出て、クラッチを繋いだ瞬間に驚かされます。おそらく電子制御されてるんでしょう、ラフにクラッチを離しても全くエンストする気配もなく、スイっと発進します。(ブレーキをかけてクラッチを離すとちゃんとエンストします)それから、加速に移るのですが、アクセルをわざとバタバタと開閉してもクルマは全く反応せず、スーッと走るのみです。+1

燃費計がついてますので、コレを見ながら省燃費走行するのもなかなか楽しいものです。
わざと35km/hで5速とかアイドリング以下の回転数に下げたギアを選択して加速すると、20世紀のクルマならガクガクノッキングするはずですが、デミオは違います。
メーター内のインジケーターでは
5→3と、シフトダウンするように指示が出ますが、無視して踏み込んでいるとカリッとも言わずほんの少しブルブル振動しますがじわ~っと加速して通常状態に戻ります。上り坂とかでトルクが絶対的に不足してるときは無理ですが、どこまで運転者に優しい機能が搭載されてるんだよとひとり車内でつっこんでいます^^
エンジン音がほとんど聞こえないのと、タコメーターがとても小さいのでギア選択のとき回転数の確認が難しいですが、テキトーな段を選択していてもあまり問題ないのでまあいいんでしょうねー。+1

下り坂ではエンジンブレーキがまったく効きません。一々足ブレーキを使う様になるので面倒。
遠くの信号が赤になったときニュートラルにして惰性で転がすのですが、抵抗が少ないのであまり減速せず走り続けられます。±0

信号停車時、ボンゴなら、ニュートラルにしてサイドブレーキを引くのですが、デミオは自動でエンジンが止まりますのでギアを1速にして置くだけで良く、サイドブレーキいらずで楽です。発進するときクラッチを踏んだらひとりでにエンジンが始動するので、次の発進には支障なく、これは良い機能だと思います。+1

しかし、乗った直後に車内が暑いときに停車するとエアコンも止まりますので最初は勘弁してほしいです。-1

そしてクルマを降りるときにまた鍵を探さなくてはならないのでイラッとします(笑)-1

総評価 合計±0

これは、MTを運転したことがない人でもフレンドリーに運転できるでしょうね。
とても楽でした。いらんけど。

この評価はウソでした。マイナス100点!

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