現在はどぶろくをつくって飲んでもおとがめはないみたいですが、
脱税行為になりますので、注意が必要です。
使用器具
仕込み
・梅酒のビン、5リットル用がちょうどいいです。
・炊飯器、いつも使ってるやつ。5合炊。
・しゃもじ
・計量スプーン
・温度計
瓶詰め
・お玉
・じょうご
・炭酸飲料用のペットボトル
材料
・米 5合、いつも食べてる米です。くず米や古米があればそれでも構いません
・糀 スーパーで買った、乾燥糀300gです。
・ヤクルト的な、生菌のヨーグルト飲料 1本。ラブレだと酸味が少なくワタシ好みですが、なんでも良いです。今回はなかったので代用品を使用。
・パン酵母2〜10g。適当。 発酵が速いので白神こだま酵母を使ってますが、カメリヤとかでもできます。
・水 わたしのところでは井戸水を使います。水道水は塩素が入ってるので発酵に失敗する可能性があると思います。
水道地域の人はミネラルウォーター等を使用してもいいと思います。
将来はこうじも自作したいです。
作り方は簡単です。
1.ご飯を5合、炊飯器で炊く。普通に炊けばいいです。
2.よく洗った梅酒の瓶に、水を少し入れておいて、熱々のご飯を全部入れます。羽釜に水を入れてこすり、こびりついた米粒を残さず入れます。
3.全体で3リットルくらいになるように水を足します。
上に空間が残りますが、発酵中に二酸化炭素の泡で膨れ上がりますので、あふれないために必要です。
4.温度を確認します。75℃以下であれば、乾燥糀を全量投入します。それより熱いと酵素が破壊されて糖化ができなくなるそうです。
よく混ぜる必要はありません。発酵中に勝手に混ざります。
ヨーグルトは乳酸と乳酸菌の働きで酸性環境にして、雑菌の発生を抑える役割があります。
なくてもできると思いますが、入れたほうが失敗が少ないと思います。
今回はヨーグルト飲料の在庫がなかったので
オレンジジュースで代用しました。
要するにかめの中を酸性環境にして、乳酸菌と酵母菌以外の雑菌の繁殖を抑えてやればいいわけです。
ゆずや、レモンの汁を使ってもいいと思います。
酵母菌を多く入れればすぐに発酵開始して失敗が少ないと思いますが、できたどぶろくがパンの匂いというか、イースト臭くなります。
まずくはないですが、わたしはスッキリ派なのでできるだけ匂いの元を少なくするため、2gだけ投入します。
そのまま日陰で常温で保管します。
夏なら2日くらいでもう飲めます。
冬は3週間位かかるので、短気なわたしはやりません。
ペットボトルは炭酸飲料用のものを使います。
冷やしていても発酵が進んで炭酸ガスが発生して内圧が高まります。
フタを開けるときは
少し緩めたらどぶろくが激しく発泡して増量しますので
吹き出さないようにまたフタを締めて、何回か開けたり締めたしながら、
ガスを抜きながら開けます。
お好みで酒粕入りのままか、こして飲むか、冷やしても美味しいです。
味が濃いので氷を入れてもそんなに薄まりません。
味はスッキリ、強炭酸で雑味が少なく、飲みやすい感じ。
見た目はおかゆそのものですが、ご飯の味とは全く無関係の味になります。
わたしは酒粕入りのまま飲みます。腹が張るので多く飲めないです。
ザルでこしてやればとても飲みやすくなるので、量が2倍ぐらい飲めてしまいますので注意が必要です。
余った酒粕の使用法もあまりありませんので、結局捨ててしまうことになります。
酔い方はなかなか酔いませんがなかなか覚めません。いつも飲みなれている焼酎とは逆なので飲み過ぎになりがちです。
特に肴に注意が必要になります。
漬物とかを食べて飲む分には問題ないのですが、糖類や炭水化物のものを食べますと、
胃の中で発酵してアルコールになるみたいで、すごく腹が張って、飲んだ量よりも激しく酔いますし、腹が減るまで覚めません。
常温保存では賞味期限はとても短いです。
仕込みから4日目には黄ばんできて酸っぱくなり、飲みにくくなります。
飲んでもお腹が痛くなったりとかはしませんが、あまり美味しくないので、
疲れて帰って晩酌のとき、残念な気持ちになります。もっとかんたんなりんご酒シードル
もっともっと簡単な砂糖酒造り
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