2018年2月19日

デミオ。バッテリー上がりくらいのことで全く動かせなくなる。

ある寒い朝、社用車のデミオMT車両ですが、
霜が降りてカチコチに凍ってるので、フロントガラスに撒いて解氷するための、お湯を入れたペットボトルをぶら下げて駐車場に行きます。

カギを空けて中に入ろうとしましたが、キーレスが無反応ですよ。


キーの方の解錠ボタンを押すと、キーの横に付いてる赤いLEDがぴかっと光るのですが、
車両の方は全く反応しません。

キーをよく見ると、中に昔ながらのカギが内蔵されていて、
運転席のドアノブに付いてる鍵穴に挿して回すと、とりあえずドアロックは解除されました。

しかしですよ、運転席の左側についているエンジンスタートボタンを押しても、
クルマは全く無反応でした。

昔ながらのキーを回転させてスイッチを手動で投入出来るのならば、
MTなので下り坂にむけて転がしてやればエンジン始動出来るのですが。

ボタンでコンピューターに司令を送って
それからメインリレーを投入する仕組みになってると思うのですが、
この状態では、ハンドルロックも外れませんし、クルマを動かすことすら出来ません。

出勤前ということで、時間もありません。
とりあえずデミオは放おって置いて、自家用車のボンゴフレンディで出勤しました。

こういう日に限ってとても忙しく、一日中運転してましたが、やっぱり、ワタシにはボンゴフレンディのほうがあってると再確認しましたが、
それはまた別の話で。

レンタカー会社に連絡したら、キーの電池を替えてみてくださいとのことで、
ナフコで買って交換したけど変化なし。

結局マツダの販売店がウチまでデミオを取りに来ました。
積車に積んで帰って点検してもらいましたが、
バッテリーが放電していただけとのことで、充電したら復活しました、という報告を受けました。

なぜ、たった一晩でバッテリーが放電するんよ・・・。何の前触れもなくいきなりですよ。
たかがバッテリーが放電しただけで、全く動かせなくなる現代のクルマ。

ボンゴフレンディであれば、バッテリーが弱ったらセルモーターの回転とかで前兆がわかります。
もし、セルが回らないほど弱っても、メインスイッチの投入とハンドルロック解除が手動でできるので、下り坂で転がしてエンジン始動することも出来ます。

もし雪山で同じことになったら死

とか想像して、戦慄を覚えます。

現代のクルマは、国際競争に打ち勝つために、徹底的なコストダウンがはかられていますが、
せめてメインスイッチの投入とハンドルロック解除くらいは手動でするように出来ないですか。これではトラブル時に全く対処が出来ませんよ。

出来ないのでしょうねぇ。

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