2017年1月10日

正月は草刈りから

突然ですが、この度、耕作放棄農地、ジャングル化した竹林と植林地及び傷んだ古民家を入手することになりました。

田舎によくある風景ですが、家から歩いていけるところに売りに出ていたので

周囲の冷たい目を無視してダメモトで考えられないよーな安い値段を提示したら、売り主も持て余していたようで
OKが出てしまいました。

コレをゆるく復元・維持できればいいなと思っています。

その経過を少しずつここに記録してみたいと思います。

早速ですが、1号農地です。すごく日当たりが良いです。












セイタカアワダチソウやススキが濃密に茂っています。 

時々いばら。

かずらのトッピング付き。


約2000m2。








さて、とりあえず背の高い草だけを切り倒して、土や植生の様子を見たり、

境界の確認が出来るようにしたいと思います。



使用機材と使用法を。


ここでお約束ですが、私のやり方は楽しく早く、疲れずにやる方法を模索した、自己流の特殊な方法です。

同じ方法を試してみるのは結構ですが、それにより損害が発生しても一切の保証はできません。

少しでも気になる方は決してマネしないでください。

それと、もっと楽で早いやり方をご存知な方はぜひ、ご教示願います。



1台目
マルヤマ KC20A、ホムセンで13,800円の安物。

Uハンドル&チップソーで10年間使用。

パワー不足ですぐに失速し、使いにくかった。

しかし笹刈刃に出会ってから、
切れ味の良さにより能力が倍増。ループハンドルに交換し、軽量の長所を生かして藪専用機に昇格です。

笹刈刃を使用してから、草刈りの極意は刃の切れ味にあることを得、
それまでおもちゃのようだった20ccでもかなりの能力を持つことがわかり、世界が変わりました。

ちなみに、飛散防止カバーは取り外してはいけません。








再生笹刈刃です。

使用済みチップソーのチップを取り外して、台を研磨して刃をつけました。

コレは草刈り用255mm片刃です。

切れ味がいいので、硬い草も往復で刈れます。

目立て後、30分くらいは最高によく切れますが、すぐに切れ味が落ちますので、燃料タンク半分くらい消費したところで交換します。

刃の上面につけるからみ防止の小さい刃は、ヤブ伐開の強い味方になります。


左の2つは刃を一つおきに間引いて再研磨の手間を減らすバージョンです。

軽くて取り回しが良く、
切れ味は私好みの、文章ではうまく説明できませんが、固くて太い草や枝がさわった瞬間にパシパシ切れるかんじ。
が、切れ味が落ちるのが早いです。

真ん中上の8枚刃改造16枚刃、草刈り用片刃バージョンです。

切れ味は重量を生かして低回転でパシパシ切る感じ。
気持ちいい切れ方で、私はコレが一番好きです。

右の小さいのは230mmの8枚刃改造アサリ付き16枚刃。

太さ5cmくらいの木が生えているような場所や、あまりにも密集しすぎて1本ずつ倒していくようなときに使います。

真ん中下のチップソー改造刃は、歯数が多く現場で目立てするのが面倒なので、切れ味が落ちたらすぐ交換して、1日に10枚以上使い、持って帰ってまとめて研磨します。





2台目

カーツ背負式48cc。1台目の反動からパワー命と勘違いし購入。

じゃじゃ馬。使いにくいです。いろいろやってみましたが、ナイロン専用に。

私には
微妙なアクセル操作が難しい構造なのでアクセルは全開固定で使用します。

回転数はヒモの長さで調整します。タップ式ホルダー使用。

めちゃめちゃ早く刈れますが、本体が重いし反動が強く、すごく疲れるので大面積は無理です。

1時間以内に終わらせることができるところ向き(笑)



 


ドデカカバー使用。

刈るときは左手でエンジン側、右手でグリップを持ちます。

逆のようですが、こうすると切れカスが8時方向に飛んでゆくので自分にかかることが少ないです。

まあかかることはかかりますので保護具必須です。






ヒモはチタニウム配合の3mm角型を使います。
2.4mmとかのは、すぐに切れるのでだめ。

ホルダー内に3m位入りますが、30分くらいで消費します。


刈り方ですが、写真か動画がつければいいのですがすみませんひとりでやっているもので
下手な文章で・・・

1号機マルヤマ20ccによく切れる刃をつけて、回転をクラッチがつながるギリギリ最低でやります。

密集したヤブでは、笹刈刃の先端を少し突っ込み、右に振るときは刃の角度を右下がりに、左に振るときには左下がりにして、
巾3mくらいの8の字を横倒しにしたような軌跡を描いて振ると、草木がバラバラに粉砕されて落ちてきます。

からみ防止の小さい刃を生かして、刃の上面で切る感じ。

長い草が巻き付いて回転が下がってきたら、スロットルを上げてやるとうまく切断されてとれます。

欲張って深く突っ込むと、竿に倒れた草が乗って重いので少しずつ。


あまり詰まっていないところの背の高い草は、竿で集めるようにして刃の手前で一気に倒します。


背の低い草は普通に、右から左、左から右へなぜるように刈ります。

刃の切れ味がいいので回転数を最低にして、結構早く振っても軽く切れます。それでもキックバックに備え常に身構えて。


エンジンに負荷がかかったり、腕に力を入れなければ進まないときは、刃を交換します。


構造物周辺は残しておいてあとでカーツ48cc&ナイロンコードでまとめて刈りますが、数時間作業したあとのカーツ背負式は非常にコタエますので、巾2m長さ100mをサッと10分以内で。

完成写真


できるだけ雑に
ただ刈り倒しただけですが、


9時間もかかりました。
(3時間位で終わらす予定でした)。

原因は、かずらをナメていたためです。

土はフワフワに柔らかいです。が、
根っこやかずらが縦横無尽に張りめぐらされています(泣)






境界の様子もだいたいわかるようになりました。





あと、コレだけのブログを書くのに3時間もかかりました。

始めたばかりなのに先行き不安ですが、よろしくお願いします。






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